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ファスナーが壊れたからもう使えない と思っていませんか?

バッグや財布のファスナーが壊れると、中の物が落ちてしまい、機能性が失われます。

全体がまだ綺麗で使えるのに、ファスナーが壊れたために使わなくなった経験はありませんか?

そんな時は、捨てたり諦めたりせずに、以下の方法で解決を試みてください。

ファスナーの説明

当店のファスナー修理方法

当店では、ファスナーの修理を専門に行っており、どのような状態でも対応可能です。修理方法を詳しく説明し、安心してご依頼いただけるようにしています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

ファスナーの仕組みについて

1.スライダー

スライダーの役割と修理方法について

スライダーの役割

スライダーはファスナーを開閉する部品であり、エレメント同士を噛み合わせるための重要な部品です。ファスナーにはさまざまな種類、サイズ、色があり、それぞれの用途に合わせて異なるスライダーが使用されています。

当店の修理方法

当店では、財布に合うスライダーを各メーカーから調達し、適切に取り付けます。例えば、ブランド名が刻まれたスライダーは正規店でしか取り扱いがないため、入手が難しいですが、基本的な構造はどのブランドも同じです。そのため、正規品にこだわらなければ、スライダーの交換で問題なく修理が可能です。

ファスナーのスライダーが壊れた場合でも、正規品にこだわらず、当店で適切な部品を使用して修理を行えば、大切なアイテムを長く使い続けることができます。スライダーの交換が必要な際は、ぜひ当店にご相談ください。

2.エレメント

ファスナーのエレメントとは?その役割とメンテナンス方法

エレメントの役割

エレメントとは、ファスナー生地の中央にある歯のような部品のことを指します。左右に分かれて配置されており、スライダーがこのエレメント同士を噛み合わせることで、ファスナーが開閉します。

エレメントの問題と対処法

エレメントが欠けたり破損すると、基本的にはファスナー全体の交換が必要になります。また、スライダーを無理に開閉したり、長年使用することで、エレメントが徐々に磨り減り、ファスナーの締まりが悪くなります。このような場合でも、ファスナー全体の交換が必要です。

修理方法

ファスナーのエレメントに問題が発生した場合、適切なメンテナンスを行うことで、バッグや財布の寿命を延ばすことができます。具体的な修理方法や適切な交換部品については、専門店に相談することをお勧めします。

ファスナーのエレメントが正常に機能し続けるように、定期的なメンテナンスと早めの対処が重要です。

3.ファスナー生地

ファスナー生地の役割と交換について

ファスナー生地とは

ファスナー生地は、ファスナーのエレメント(歯)が取り付けられている部分の生地を指します。この生地が破れたり損傷すると、ファスナー全体の交換が必要になります。

色合いの選択

ファスナー生地の色合いは非常に多岐にわたります。しかし、全く同じ色を見つけるのは難しい場合があります。特にブランド特注の色合いがある場合は、その色を再現することはさらに難しくなります。

クリーニングショップサクマの対応

クリーニングショップサクマでは、できるだけ元の色に近い色合いを選んで交換を行います。これは、品物の見た目をなるべく元の状態に保つためです。お客様の大切なアイテムを長く美しく使い続けるために、細心の注意を払って修理を行っています。

ファスナー生地の交換に関してご不明な点やご相談がありましたら、ぜひクリーニングショップサクマにお問い合せください。

良くある不具合や故障

閉めても開いてしまう状態

ファスナーが突然開いてしまう原因と対策

原因

ファスナーをしっかり閉めたのに突然開いてしまうことがあります。これは、お財布の中に物を詰めすぎて頻繁に開閉を繰り返したため、スライダーに負担がかかり、変形や磨り減りが生じたためと考えられます。

トラブルを避けるために

このようなトラブルを避けるには、以下の点に注意してください:

  • 荷物を適切に整理して、スライダーに過度な負担をかけないようにする。
  • 異常を感じたら早めに専門店でチェックしてもらう。

劣化による不具合

長年の使用でエレメントが磨り減り、スライダーがエレメントをしっかり噛み合わせなくなると、ファスナーが開いてしまうことがあります。物を詰めすぎずに閉めれば問題ないが、物を入れると開いてしまうこともあります。これもスライダーの不具合が原因です。

応急処置とリスク

ネットで調べると、ペンチでスライダーを閉めれば直ると書かれていますが、これは応急処置に過ぎません。長年の負担でエレメントが磨り減った状態では、またすぐにファスナーが開いてしまいます。無理にペンチで閉めるとスライダーが破損したり、エレメントを傷つけるリスクがあります。もしペンチを使う場合は、慎重に行ってください。

修理と交換

閉めても開く場合や、スライダーが破損した場合は、ファスナーの交換が必要です。エレメントや布地に破れや破損がない場合は、スライダーの交換で修理が可能です。しかし、エレメントが磨り減っている場合は、ファスナー全体の交換が必要になります。

早めのメンテナンスと適切な修理で、大切なアイテムを長く使い続けることができます。

スライダーが折れてしまった

スライダー交換の必要性について

芯(棒)が折れた場合、スライダーの交換が必要です。

引き手が外れてしまった場合でも、引き手があれば再利用が可能です。

また、エレメントや布地に破れや破損がない場合は、スライダーの交換で修理が完了します。

開閉が硬い(スライダーが動かない)

エレメントの錆びとその対策

原因と症状

エレメントが錆びると、ファスナーの開閉が硬くなってしまいます。

錆びていなくても、隙間に汚れが溜まると同じように硬くなります。

また、ゴミが引っかかるなど、様々な要因が硬さの原因となります。

力ずくで開けるのはNG

一番避けるべきことは、力ずくでファスナーを開けようとすることです。

無理に開けようとすると、エレメントが欠けたり、生地が破れたりする危険性があります。

改善策

エレメントを磨くことで、開閉がスムーズになることがありますが、錆びが進行している場合はスライダーも劣化している可能性が高いです。

この場合、エレメントとスライダーの両方を交換することが必要になります。

交換が必要な場合

エレメントや布地に破れや破損がない場合は、スライダーの交換のみで修理が可能です。

しかし、錆びや汚れの影響が大きい場合は、ファスナー全体の交換を検討することが重要です。

ファスナーのトラブルに早めに対処することで、大切なアイテムを長く愛用することができます。

修理に関するご相談は、専門店にお任せください。

ファスナー布地が破れた

引っ掛けや無理な引っ張りによる破れ

また、お財布を引っ掛けて破れてしまったり、無理に引っ張って破れてしまうこともあります。日常生活で起こり得るアクシデントですね。

布地の破れに対する対策

布地が破れてしまった場合、簡単な補強では修復できません。特にファスナー部分の布地が破れた場合、ファスナー全体の交換が必要となります。

修理の重要性

補強では対応できない場合、ファスナー全体の交換が最も効果的な解決策となります。これらの対策をしっかりと講じることで、お財布を長く使い続けることができます。

困ったときは、ぜひ専門店にご相談ください。

エレメントが欠けてしまった

エレメントが欠ける原因と影響

エレメントはファスナーの重要な部品であり、強く引っ張ると欠けてしまうことがあります。

特に金属ファスナーでは、エレメントが少しでも欠けると、ファスナー全体の交換が必要になることがあります。

コイルファスナーの問題

コイルファスナーでは、エレメントが繋がっているため、部分的に破損すると、その破損が広がりやすくなります。エレメントが欠けるとファスナーの機能が失われ、開閉が困難になることがあります。

修理の難しさ

エレメントは小さな部品であり、欠けた部分を部分的に修理することは難しいです。

欠けたエレメントを試行錯誤して修理できたとしても、その箇所からファスナーが再び開いてしまうことが多いです。

対策

エレメントが欠けてしまった場合は、無理に修理しようとせず、ファスナー全体の交換をおすすめします。

ファスナーの機能を完全に回復させるためには、早めの対処が重要です。

大切なアイテムを長く使うためにも、エレメントが欠けた際には専門店での修理を検討してください。

スライダーが外れてしまった

スライダーの破損と交換について

スライダーの破損原因

スライダーが破損して外れてしまうことがあります。

よくある原因として、ペンチで強く締めすぎて折れてしまうことが挙げられます。

これは、ファスナーが閉まりにくくなった際に応急処置として行うことが多いですが、強く締めすぎるとスライダーが壊れるリスクがあります。

スライダーの消耗

スライダーは消耗品であり、開閉を繰り返すことで徐々に劣化し、最終的には折れてしまうこともあります。

日常的に使用するアイテムでは避けられない現象です。

修理可能な場合

エレメントや布地に破れや破損がない場合は、スライダーの交換で修理が可能です。スライダーの交換によって、再びスムーズに開閉できるようになります。

大切なアイテムを長く使い続けるためには、早めのメンテナンスと修理が重要です。スライダーの交換が必要な際は、ぜひ当店にご相談ください。

●料金(税込)

ファスナーの修理やメンテナンスを行う場合の金額は下記の通りです。

スライダー交換 990円~

ファスナー交換 2,750円~

※料金は長さやお品物の構造、縫い目の状態よって変わります。お見積りは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

●納期

ファスナーの修理やメンテナンスにかかる日数は下記の通りです。

スライダー交換 :1週間

ファスナー交換:30日

●スライダー交換に関する詳しいご案内

ファスナーの布地に破れやエレメントに破損がない場合、開閉の不具合はスライダーに問題があることが多く、スライダーの交換で修理が可能です。

使用する部品:クリーニングショップサクマでは、スライダーの交換にYKKの部品を使用しています。お品物によってはYKK以外の部品や、YKKの高級品である「エクセラ」を使用する場合もあります。

修理の流れ

  1. お品物の確認 : まずは、お品物の状態を確認します。
  2. 部品の選定  : 修理に適した部品を選びます。
  3. スライダー交換: YKKの部品、場合によってはYKK以外でスライダーの交換を行います。
  4. 最終チェック : 修理後の状態を確認し、問題がないことを確認します。

スライダーの交換で、再びスムーズに開閉できるようになりますので、お気軽にご相談ください。

交換の流れ

それでもスライダーが噛み合わない場合は、ファスナー全体の交換が必要です。これは、詰めすぎによるファスナーへの負荷がかかりすぎるためです。

これは、詰めすぎによるファスナーへの負荷がかかりすぎるためです。

ファスナーへの負荷を減らす方法

財布やバッグには余裕を持たせて物を入れるのが理想です。

どうしても多くの物を入れる場合、ファスナーの両サイドを摘んで負荷を軽減しながら開閉すると、ファスナーを長持ちさせることができます。

負荷の影響と交換の必要性

過剰な負荷をかけると、レーンが擦り減り、最終的にはファスナー全体の交換が必要になります。日常的なケアと適切な使い方で、ファスナーの寿命を延ばしましょう。困ったときは、ぜひ当店にご相談ください。

●ファスナー交換に関する詳しいご案内

使用する部品

クリーニングショップサクマでは、ファスナー交換にYKK製の部品を使用しています。お品物それぞれの色合いに合わせて、サンプルに基づきできるだけ近い色の生地で交換を行います。

注意点

  • 経年変化: お財布やバッグは使用中に経年変化で型崩れが生じることがあります。そのため、表生地と裏生地の針穴の位置が合わないことがあるため、元の針穴を重視しながら再縫製します。
  • ズレの発生: ミシンで勢いよく縫うと再縫製の際にズレが生じることがあり、表面を重視して縫うと裏面にズレが出ることもあります。
  • 手縫いの限界: 手縫いでも型崩れの度合いによっては、元の位置にステッチを通すことが難しい場合があります。

修理の特性

修理は一から作り上げる工程とは異なり、部分的な修理がほとんどです。そのため、縫製がしっかりされているものや、構造的に縫い箇所が難しい場所は、一度お品物を分解して取り付ける必要がある場合もあります。

費用について

分解が必要な場合、修理が難しくなり、その分修理代金が変動することがありますので、予めご了承ください。ファスナー交換を行うことで、使い慣れた大切なお品物を長くご使用いただけます。

ファスナーに関するまとめ

ファスナーには、スライダーやエレメントといった重要な部品があり、これらが破損することで開閉不具合が生じることがあります。

スライダーの問題: スライダーが破損すると開閉が難しくなり、交換が必要です。スライダーは消耗品であり、開閉を繰り返すことで劣化します。

エレメントの問題: エレメントが錆びたり汚れが溜まると、開閉が硬くなります。力ずくで開けると、エレメントが欠けたり生地が破れることがあります。エレメントの磨きや交換が必要です。

ファスナーの交換: 布地が破れている場合は、ファスナー全体の交換が必要です。

ファスナーのトラブルに対して適切なメンテナンスと早めの対応を行うことで、大切なアイテムを長く使い続けることができます。困ったときは、ぜひ当店にご相談ください。

●クリーニングショップサクマの取り組み

衣類から靴、鞄、小物まで、クリーニング、メンテナンス、リフォーム、リペアを可能にし、お客様と服との絆を深めるお手伝いをいたします。

近年主流となっているファストファッションは、大量生産・大量廃棄による環境負荷や人権問題など、多くの課題を抱えています。私たちは、日本の伝統文化である自然と共生する心、「ご縁」、「もったいない」という精神を大切に、衣服を単なる消耗品ではなく、かけがえのない存在として扱う文化を再び根付かせたいと考えています。

お客様と共に、人・動物・環境に優しい社会を作ることを目指し、「お氣入りの一品を、末永く愛せる喜び」をお届けいたします。